検査案内
ソフトレーザー治療
低出力のレーザーを照射すると関節痛などの慢性の痛みが和らぐことが知られ、全国の医療施設で鎮痛治療などに使われています。
レーザーの出力は60・・から100・・程度ですが、その10倍近い出力にすると、鎮痛効果が格段に高まることが分かってきています。
東邦大医学部の原田孝教授(リハビリテーション科)は「関節痛など慢性の痛みでは80%近くに鎮痛効果がある」と説明されています。
さまざまな作用
レーザーというと、まず思い浮かぶのは、その強力なエネルギーでしょう。
照射して物体を焼き切ったりする。
医療分野ではレーザーメスなどにも使われています。
これと異なり鎮痛治療に使用されるレーザーは出力が数十・・と低いのが特徴です。
これならやけどをすることもなく安全。
そんな低出力のレーザーにどんな効果があるのでしょうか。
原田教授によると
- 温熱効果
- 血管の拡張作用
- 自律神経への影響
- 末梢神経に作用して痛み物質を少なくする
- 異常な体の状態を正常な方向に向ける作用
などが考えられています。
「さまざまな効果が多面的に作用し、それが鎮痛などにつながっています。従来は100・・程度でしたが、それを1000・・にアップした場合はどうなるかということを調べますと、驚くことに、従来は鎮痛効果があるのは50%ほどだったのが、80%近くに向上しました。」
限界近い出力で
こう説明する原田教授が使っているのは、出力1000・・、波長が830ナノ・(ナノは10億分の1)の半導体レーザーです。
1000・・というのは体に悪影響を与えない、限界に近い出力と推定されています。
腰痛やリウマチ、老化に伴う関節の痛み、テニスひじ、アキレスけんの痛みなどを訴えた患者60人を、レーザー照射群34人と非照射群26人に分けて治療しますと、その結果、鎮痛効果が確認されたのは照射群では25人(73.5%)だったのに対して非照射群は11人(42.3%)でした。
照射群では80%近くに効果が確認されたことになります。
脳卒中の麻痺にも
レーザーの照射は週一回、合わせて4,5回行ったが、大半は照射直後から6時間以内に治療効果が表れています。
しかも最初の照射でペインスコアが10点から4点以下になった有効例が25例中14例に認められています。
低出力レーザーの効果はそれだけではないようです。
脳卒中の後の片まひの筋肉の緊張をほぐしたり、免疫力を高めて傷を早くきれいに治す作用もあるらしいのです。
レーザーでの治療時間は3分程度と短くて済み、その上、効果があるかどうかの判断もすぐにできるのが特徴です。
「手術、薬物に続く第三の療法と言えそうだ」
と原田教授は力説されています。
当院では、このソフトレーザーをいち早く取り入れ、理学療法に使用し患者さんに喜ばれております。
CO2炭酸ガスレーザー
イボ・ホクロ・鶏眼・痔核・脱肛・痔瘻でお悩みの方に『最新鋭レーザー治療のご案内』。当院では最新のレーザー治療・手術を行っています。
レーザーメスは、出血が少ない・痛みが少ない・治りが早い・化膿の心配がない等の特徴から美容皮膚科の分野で使われる様になりました。
<炭酸ガスレーザー治療の特徴>
・治療期間が短くて済みます。
従来の方法に比べ、組織への障害が少なく、出血が極めて少ないため治療期間も短く、再発はほとんど有りません。
・治療後の疼痛が少なくて済みます。
従来のメスに比較して、10分の1と軽減されます。それは出血、浮腫が少ない為と思われます。
・痔でお悩みの方へ
「切れば痛いから」とか「長期間の入院はできない」と言うような理由で受診をためらっておらりる方は、ぜひ一度ご相談下さい。
・レーザー治療の適応
ホクロ、イボ、鶏眼、シミ、アザ、包茎、コンジローマ、ポリープ、痔核、脱肛、痔瘻
列序性表皮母斑 | 疣贅(イボ)、黒子(ホクロ) | ||
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血管拡張性肉芽腫 | 脱肛(痔核) | ||
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痔瘻 | |||
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ぜひ一度ご相談ください。